【謹告】東京二期会オペラ『椿姫』富山公演 中止のお知らせ
2024年1月8日(月・祝)に富山オーバード・ホールにて開催を予定しておりました東京二期会オペラ『椿姫』は、急遽、公演を中止させていただくこととなりました。
この度の令和6年能登半島地震発生後、オーバード・ホールにて舞台の点検・調査が重ねられ、1月4日(木)に異常ないものと判断されたので、本公演の開催をお知らせしました。しかしながら、その後も余震が続いたため、改めて点検が行われたところ、新たに破損箇所が発見されました。
劇場を所管する富山市による検分が行われた結果、市より安全面の問題が払拭できないとされましたので、お客様の安全を第一として、公演は中止することとなりました。
ご来場を予定されていたお客様には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
チケットの払い戻しにつきましては、後日改めてホームページにてご案内いたしますとともに、チケットを購入されたお客様には、各プレイガイドより直接手続きのご連絡を差し上げます。今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
公益財団法人東京二期会
STORY
貴族の青年アルフレードは、当代随一と調われる高級娼婦ヴィオレッタの館で催された宴で彼女に出会い、一目惚れしてしまう。アルフレードの純粋な愛にとまどいながらも一途な心を受け入れるヴイオレッタ。
その後、ヴイオレッタは社交界の生活を捨て、アルフレードと幸せに暮らしていた。ある日、ヴィオレッタのもとに彼の父ジェルモンが訪ねてくる。ジェルモンは、ヴィオレッタに自らの過去を考え、甘い夢を捨てて息子と別れるよう彼女に迫る。彼女は真実の愛を訴えるが、それも虚しく、失意の中で別れを決意する。ヴィオレッタからの一通の置き手紙を読んだアルフレードは、彼女の不意の裏切りに逆上してしまう。
数か月の後、ヴィオレッタは病に侵され自宅で床に臥せていた。そこへすべての実情を知ったアルフレードが彼女のもとに駆け付けるが、時はすでに遅く――