OPERA ポッペアの戴冠
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平成14年度文化庁芸術団体重点支援事業 二期会ニューウェーブオペラ劇場
ポッペアの戴冠
<アラン・カーティス版による日本初演>
オペラ・プロローグと3幕
字幕付き原語(イタリア語)上演台本:G.F.ブゼネッロ
作曲:クラウディオ・モンテヴェルディ- 公演日時
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2002. 10. 05 (土) / 18:00開演 200210. 10. 06 (日) / 15:00開演
- 会場名
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北とぴあ さくらホール
staff
- 指揮
- 鈴木雅明
- 演出
- 西澤敬一
- 装置
- 小林優仁
- 衣裳
- 倉岡智一
- 照明
- 成瀬一裕
- 舞台監督
- 大澤 裕
- 公演監督
- 伊藤 叔
- 西 義一
CAST
10.05(土)
10.06(日)
幸運の女神
美徳の女神
愛の神
オットーネ(ローマの将軍)
第1の兵士
第2の兵士
ポッペア(オットーネの妻)
ネローネ(ローマ皇帝)
アルナルタ(ポッペアの乳母)
オッターヴィア(ローマ皇后)
乳母(オッターヴィアの乳母)
セネカ(哲学者、ネローネの師)
小姓
パッラーデ
ドゥルジッラ(オッターヴィアの侍女)
衛兵隊長
侍女
ルカーノ(ネローネの友人)
検察官
ヴェーネレ
愛の神たち
大谷京子(両日出演)
セネカの友人たち
大川信之
村林徹也(両日出演)
高橋 淳
執政官たち
村林徹也(両日出演)
護民官たち
大川信之(両日出演)
器楽アンサンブル
世の劇的なものとは、畢竟、心の中の葛藤が現われ出たものに他ならない。
モンテヴェルディは、そのような意味で、真に劇的な作曲家と言ってよいだろう。
彼の書く語りは、その旋律が驚くばかりの変化を持つと同時に、選び抜かれた調整の変化が心理のうつろいを見事に炙り出す。
美しいモティーフがうっとりとさせたかと思うと、次の瞬間には、暗黒の奈落へ。
嫉妬、そねみ、姦計、へつらい、おもねり、
あらゆる人間の罪のなせる業が、この劇の登場人物なのだ。
モンテヴェルディの腕は、それらを音楽の麗しい響きで飛翔させ、あたかもすべてが美であるかの如くに、七変化させて見せる。
モンテヴェルディの音楽は、まさしく魔性の世界に他ならない。
―バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督 鈴木雅明
TICKET
INFORMATION
- 主催
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財団法人二期会オペラ振興会
- 共催
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財団法人北区文化振興財団・北区
- 協力
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バッハ・コレギウム・ジャパン