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OPERA こうもり

  • 平成12年度文化庁芸術創造特別支援事業

    2001都民芸術フェスティバル(東京都助成)参加公演

    《二期会創立50周年記念公演》
    東京二期会オペラ劇場

    こうもり

    オペレッタ全3幕(日本語訳詞上演)

    日本語訳詞:中山悌一
    日本語台本:加藤 直
    作曲:ヨハン・シュトラウスII世

    公演日時
    2001. 02. 16 (金) 18:30開演
    2001. 02. 17 (土) 15:00開演
    2001. 02. 18 (日) 13:30開演
    会場名

    東京文化会館 大ホール

staff

指揮
若杉 弘
演出
加藤 直
装置
島川とおる
照明
原田 保
衣裳
合田瀧秀
振付
北村真実
合唱指揮
松井和彦
舞台監督
大仁田雅彦
公演監督
中村 健

CAST

02.16(金) 02.18(日)
02.17(土)
アイゼンシュタイン
大野徹也
福井 敬
ロザリンデ
山口道子
佐々木典子
フランク
松本 進
鹿野由之
オルロフスキー
ロードリー柳田孝子
手嶋眞佐子
アルフレード
井ノ上了吏
小林彰英
ファルケ
福島明也
小森輝彦
ブリント
志村文彦
境 信博
アデーレ
澤畑恵美
森 麻季
イダ
佐々木弐奈
菊地美奈
フロッシュ
池田直樹(全日出演)
武官スタニスラフスキー
小篠一成(全日出演)
給仕イワン
三松明人(全日出演)
合唱
二期会合唱団
管弦楽
新星日本交響楽団

ゲスト

16日
佐藤しのぶ:ヴェルディ作曲『運命の力』~神よ平和を与えたまえ(レオノーラ)
秋葉京子:ビゼー作曲『カルメン』~ハバネラ(カルメン)
栗林義信:ジョルダーノ作曲『アンドレア・シェニエ』~国を裏切る者(ジェラール)


17日
李 恩順:プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』~ムゼッタのワルツ(ムゼッタ)
高 丈二:マスネ作曲『ウェルテル』~春風よなぜ私を目覚めさせるのか(ウェルテル)
直野 資:ジョルダーノ作曲『アンドレア・シェニエ』~国を裏切る者(ジェラール)


18日
中澤 桂:プッチーニ作曲『トスカ』~歌に生き愛に生き(トスカ)
伊原直子:ビゼー作曲『カルメン』~ハバネラ(カルメン)
多田羅迪夫:ジョルダーノ作曲『アンドレア・シェニエ』~国を裏切る者(ジェラール)

ワルツ王 ヨハン・シュトラウスII世の『こうもり』
オペレッタの最高峰『こうもり』は、軽やかなウィンナ・ワルツの調べの美しさもさることながら、誰でも楽しめる傑作です。舞踏会の華麗なシーンもさることながら、セリフや挿入曲などによって、上演する歌劇場の特徴を出しやすい作品です。
二期会の18番と言われ愛され続けてきた『こうもり』を創立50周年記念の第1作目にこの作品を選び、記念を飾るにふさわしい趣向を凝らし、老若男女問わず心から楽しめるように新制作しました。

STORY

『こうもり』のお話
ファルケ博士は、とある仮装舞踏会の帰途、金持ちの銀行家で友人のアイゼンシュタインに酔ったまま道端に置き去りにされ、こうもりの扮装で眠りこけてしまった為、この不名誉なあだ名をつけられてしまいました。
今度はそのファルケ博士が仕返しにアイゼンシュタインに悪戯をしかけるという筋書きです。
アイゼンシュタイン邸では、女中のアデーレが一通の手紙を手に部屋に入って来て、妹イダから今夜のオルロフスキー公爵の舞踊会への招待状が来たけど、女中の身分では出かけるのもままならないと嘆いています。
一方アイゼンシュタインは、役人にたてついた罪で、今晩中に刑務所に入ることになってしまいました。そこへファルケ博士が登場し、アイゼンシュタインの妻ロザリンデが席を外したすきを狙って、「気晴しにオルロフスキー公の舞踊会に行かないか」とアイゼンシュタインを誘います。
ファルケの企みとも知らずにアイゼンシュタインはすっかり気をよくし、陽気になって二人は手を取り合って踊り出します。戻って来たロザリンデは夫が刑務所へ入るのに正装しているのを不審に思いながらも、昔の恋人アルフレードが忍び込んでいることを思いだし、病気の伯母の所へ行くのを理由に休暇を申し出ていたアデーレに休暇を与えるのでした。
オルロフスキー公爵邸の広間には、舞踊会に集まった人たちが華やかに登場します。
【今回はここで特別ゲストたちも加わります。】
ロザリンデの衣裳を借用したアデーレが、女優オルガという触れ込みでイダと共に参加し、アイゼンシュタインはフランス貴族ルナール侯爵としてオルロフスキー公爵に紹介されたかと思えば、ハンガリーの貴婦人として仮面をつけたロザリンデが麗々しく現れ、アイゼンシュタインは自分の妻とも知らず口説くことになるのです。
偽の肩書きで登場する人々のおかしなやりとりから一夜明けて、アイゼンシュタインは刑務所へ急ぎ、そこで明らかになったことは…。
人々が本来の自分に戻ったところで、ファルケによる種明かしがあり、すべて『こうもりの復讐』というお芝居だと打ち明ける。ロザリンデが“すべてシャンパンのせいね”と言い、皆もそれに和してすべてを水に流し、一同陽気に明るく華やかに幕を閉じます。

TICKET
INFORMATION

主催
財団法人二期会オペラ振興会
社団法人日本演奏連盟
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