STORY
舞台は19 世紀爛熟のウィーン。銀行家アイゼンシュタインは役人を殴った罪で収監される晩、悪友ファルケの誘いでオルロフスキー公爵の夜会へ出かける。そこではアイゼンシュタイン、妻ロザリンデ、小間使いアデーレ、刑務所長フランク…誰もが身分を偽って宴を愉しんでいる。朝になってアイゼンシュタインが監獄へ出向くと、本人と誤って収監されていたのは昔の妻の恋人アルフレード。アイゼンシュタイン邸から収監されたと聞いて、夫は妻をなじるが、夜会でせしめた彼の浮気の証拠を見せるロザリンデが一枚上手。しかし「全てはシャンパンの泡のせい」と、大団円となる。